
アヒルと鴨のコインロッカー




お勧め度 90%
あらすじ
大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。
初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。
そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた……。
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感想
前半のフリが後半引き込ませますね。
この辺は、運命じゃない人とかと同じ雰囲気もあります。
ちなみに2回見ると細かな伏線がさらに楽しめます。
大きく分けて、前半と後半に別れますが、後半の瑛太の
正体がわかってからは釘付けです。
琴美が襲われて、川崎に助けられるシーンあたりからは
なかなか衝撃的というか、いろんな想いが響きましたね。
うーんよく出来てる。
神様を閉じ込めるんだよ。
って最後に“コインロッカー”がでてくるのも、よかった。
タイトルがこの作品の全てを語っていますね。感慨深い。
監督も、原作も、各俳優も
みんな良かったと思うのです。
夜中に見たから過剰反応してるかな?
好きなタイプの映画です。
原作も読んでみようと思いました。
明日はディランの歌が一日中流れてそうです。
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2006年 ザナドゥ
監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎
出演:濱田岳 瑛太 関めぐみ 松田龍平 大塚寧々