2009年10月25日

【邦画】沈まぬ太陽

sizumanu.jpg


 沈まぬ太陽
 るんるんるんるんるんるん
 お勧め度60%


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感想


山崎豊子作品らしくテーマが大きくいい作品なのかもしれない。
が、それぞれの深いテーマを掘り起こしていくには
3時間半でも足りないような気がした。

演出として、事故の場面はグっと来るものがあった。

しかし、アフリカ編、会長室編は淡々と流れた感じがする。

三浦友和のこにくたらしさといえば、それはもう酷いのだが
勝った負けたとかがはっきりある訳でなく、なんともいえない終わり方だ。

今回、前後編などに分けずに一本で製作したのは
山崎豊子の意向も強く働いたようだが
分けてでもじっくり問題を訴えかけてほしかった気がする。

3時間の野球の試合を、打ったシーンだけひたすらつなげて
1時間にまとめたみたいで、切る部分はきって、魅せる部分は魅せてと
もっとポイントだった回の駆け引きをクローズアップしてほしい感じでした。

それだけ長編作品を短くまとめるのが難しいということでしょうか。

ただ、渡辺謙を中心に、彼を支える鈴木京香や柏原崇、
ライバルの三浦友和、その他脇役陣はすばらしかったと思う。
そういう意味では、監督の演出はよくて、脚本がもうひとつなのか?

テーマとしては、JALの再建問題やJR西日本の問題がリアルに重なるので
色々考えさせられるところはあります。

今、私は30代ですが、そこまで理不尽に耐えなくてもやめればいいじゃないかと
思う若い人は多いと思います。時代が違うから。


渡辺謙の頑張りは凄かったですが、それに負けず劣らず
三浦友和がどんどん悪くなっていき、かつ出世していくのが
なんとなく、社会ってそんなモンかもなって、納得させられそうです。

悪代官と越後屋的な利権の構造が今でも多々ある訳で
人が人である限り、なくならないんでしょうね。

動物園のシーンで、動物側から見たオリに
「もっとも恐ろしい動物 人間」的なことが書いてありましたが
本当にそうですね。

正しい者必ずが勝てる訳ではないのは現実社会が実際そうなので
映画の中くらい気持ちよく正義が悪を倒して欲しいかもしれません。

沈まぬ太陽 ホームページ
http://shizumanu-taiyo.jp/

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2009 東宝
監督: 若松節朗
出演:渡辺謙 三浦友和 松雪泰子 鈴木京香
石坂浩二  
posted by オーゴン at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(邦画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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